気になる業界、まるごと理解! 業界別 特化セミナー(学習塾) 【1/5】
最終更新日:2020年03月31日
【セミナー内容】
法人・個人を問わず、フランチャイズで起業・独立を考えられている方の間では長らく「3つの業種」が高い人気を誇ってきました。「介護」・「美容/健康」、そして今回ご紹介させていただく「学習塾」業種です。特に「学習塾」はこの日本で今、最も注目されているフランチャイズの業種と言っても過言ではありません。今回はその魅力を【全5回】に渡ってお送りさせていたただきます。
目次
1. 個別指導塾、その市場規模
ラーメン、居酒屋、ファーストフード、コンビニ、介護、美容・健康など。一言に「フランチャイズ」と言っても数多くの業種が存在します。それではこの日本で今、最も注目されているフランチャイズの業種とはなんでしょうか?
答えは「学習塾」業種です。
こちらの表をご覧下さい。これは私たちが主催するフランチャイズショーに参加された、4,000名を超える加盟希望者様のアンケート結果です。 何と一年半にも渡り、「教育・学習塾」業界が1位を占めています。 ちなみに2位と3位は「介護」と「美容・健康」業界が僅差で争っています。
特に直近の数字には目を見張るものがあります。12%ということはつまり、フランチャイズで独立を考えている人の、8人に1人が「学習塾」業種での加盟を検討しているということです。
本日はその「学習塾」業種の中でも、特に注目されている「個別指導塾」についてお話させていただきます。
1-1.そもそも個別指導塾とは?
そもそも、個別指導塾とは何なのでしょうか?
個別指導塾とは「先生」と「生徒」。その「マンツーマン」もしくは「少人数制」による生徒指導システムとなっています。メリットとしまして、家庭教師のような「マンツーマン」の細かな指導と、集団塾のような「リーズナブルな月謝」を兼ね備えている点があげられます。このように家庭教師と集団塾のハイブリット、良いとこ取りをした業態が個別指導塾なのです。
1-2. 成長を続ける個別指導塾
学習塾業界、いわゆる「教育ビジネス」の市場規模は約1兆円と言われています。
しかし、少子化のため日本の若年人口(0~14歳)の割合は1980年ごろから減少を続けており、今後も減ることが予想されます。それにともない教育ビジネス全体で見た場合、長らく苦戦が続いています。
特にここ数年、その動きは加速しています。3大予備校の一つである「代々木ゼミナール」が校舎の7割を閉鎖。大小様々な学習塾が提携・合併を繰り返すなど、生き残りを掛けた厳しいサバイバル競争が行われています。
そんな中にも関わらず、少子化と逆行して右肩上がりに成長を続けているのが「個別指導塾」なのです。上の図からも分かるように、教育ビジネス市場の半数を占める勢いで成長を続け、年々その存在感を増しています。なぜここまで、個別指導塾は受け入れられているのでしょうか?
公開日:2020年03月31日