日本中の明日に活力を!居酒屋フランチャイズ開業の魅力とは?
公開日:2016年02月29日
「会社帰りに寄りたいところ」と言えば「居酒屋」ですよね。
「馴染みの店での一杯をイメージすると、夕方の仕事が捗った」という経験がある方も多いのでは?
「今日も頑張った!」と至福の瞬間を提供できるのが、居酒屋開業の魅力です。
新年会や忘年会、歓送迎会をはじめ、居酒屋には「様々なドラマ」があります。
お酒が入っているからこそ語れる本音トークなど、「人とのコミュニケーション」が好きで居酒屋開業を志す人も少なくありません。
居酒屋には様々な業態があり、店舗数も多く、ライバル店との戦いは避けて通れません。
でも、実はここに、「フランチャイズ」だからこその勝機があるんです。
居酒屋フランチャイズの市場性から、開業のメリットやデメリット、店舗運営などについて、他業種との比較も交えながら見ていきましょう。
1. フランチャイズで始める居酒屋開業とは?
1-1. 居酒屋の市場動向
1-2. フランチャイズの居酒屋開業、そのメリット・デメリットとは?
1-3. 居酒屋フランチャイズの開業資金
1-4. 居酒屋フランチャイズの店舗運営・集客ノウハウについて
2. 居酒屋のフランチャイズと他業種との比較
2-1. 居酒屋のフランチャイズとカフェとの比較
2-2. 居酒屋のフランチャイズとラーメン屋との比較
2-3. 居酒屋のフランチャイズと移動販売との比較
3. まとめ
目次
1. フランチャイズで始める居酒屋開業とは?
個人で居酒屋を経営することを想像すると、自分の夢を形に出来るような店づくりを考え、ワクワクする方も多いでしょう。
ただ一方で、
「集客はどうするの?」
「仕入れ先はどうやって見つけるの?」
「メニュー開発ってどうやるの?」
「運営するノウハウがない」
など、居酒屋を営業するのには、考えるべき事が実に多くあります。
これらをゼロから準備するのは、飲食店の経験がある方でも大変そうですよね。
■フランチャイズは、こうした不安要素を解消できるのか?
居酒屋フランチャイズに加盟するメリットを知るために「個人での居酒屋経営」と比較をしてみましょう。
まずは、市場動向など、居酒屋業界を知ることから始めましょう!
1-1. 居酒屋の市場動向
現在の居酒屋は、かつてとは違い、コンセプトを明確にした店舗が流行っています。
例えば、長々と同じ店で飲むのではなく、1時間も滞在しない「チョイ飲み」居酒屋や、民芸調に統一した店舗、24時間オープンの居酒屋、全品○○円均一の業態などです。
こうした差別化や新業態の開発によって、市場が活性化し、居酒屋フランチャイズ業界は成長を続けています。
2015年3月現在、居酒屋フランチャイズは全国に102のチェーン、6,649店舗を展開。売上規模は4,361億円。
これは同じ外食産業で比較すると、「マクドナルド」や「モスバーガー」に代表されるファーストフード業界に匹敵する規模を持ちます。
その他の業界も含めたフランチャイズ市場全体で見ると、人気業種の「学習塾」ビジネスとも同等の水準です。
参考:一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会:フランチャイズチェーン統計調査
1-2. フランチャイズの居酒屋開業、そのメリット・デメリットとは?
居酒屋に求められる役割りは、単に「お酒を飲んでお腹をいっぱいにしたい」というニーズを満たす事だけではありません。
居酒屋は、家族や友人、会社の同僚など、「大切な人との時間を楽しむ」ためにあるのです。
様々なシチュエーションが考えられますが、居酒屋選びには共通しているお客さんの思いがあります。
それは「失敗したくない」という気持ち。
「あの看板のお店なら、最低限のサービスは受けられるだろう」と、入店を決めた経験は、多くの人が持っていますよね。
特に会食では、お店選びの失敗がきっかけとなり、商談がぎこちなくなる可能性もあります。
そのようなリスクを減らすために「商品・サービスのクオリティ」が想像しやすいお店が求められるのです。
居酒屋フランチャイズのメリットはまさに、お客様の「知らない店に入ることの不安」を払拭できることにあります。
そして、実際に満足の行くサービスを提供できれば、新年会や歓送迎会をはじめ、様々なイベント時にも候補に挙がる可能性も高まります。
デメリットは、もしも加盟した居酒屋フランチャイズが不祥事を起こした場合、自分のお店ではないにも関わらず、評価が下がり、来客が減ってしまう可能性があることです。
しかし一方で、良いイメージが広まれば、その恩恵もうけられるので、一長一短と言えます。
1-3. 居酒屋フランチャイズの開業資金
飲食店は基本的に、開業資金が高い業種と言えます。
特に、居酒屋を開業しようと思ったら、1,000万円以上はかかるのが一般的です。
キッチンカウンター、大型冷蔵庫などの厨房まわりや、店内の内装など、多くの改修が必要となります。
しかし、フランチャイズ形式をとるとそれが「300万円程度」で済む場合もあります。
本部からの「リース」や「資金援助」、「直営店の引継ぎ制度」をはじめ、初期費用を大幅に削減できるのがフランチャイズの強みです。
1-4. 居酒屋フランチャイズの店舗運営・集客ノウハウについて
居酒屋フランチャイズに加盟することの強みの一つが「集客力」にあります。
本部が普段からおこなっている販促活動にプラスし、オープン時のチラシ配布、季節に応じたイベントやサービス券の提供など、成功店舗の事例を元にした集客ノウハウを活用できます。
オープン時に訪れたお客さんが再度来店してもらえるよう、初日から最大限のサービスを心がけましょう。今後のお店を支えてくれる大切な「常連顧客」との出会いがあるかもしれません。
オープン後も、フランチャイズ本部との協力体制は続きます。
本部が継続的に開発する集客施策を、率先して活用させてもらえるように、パートナーとして良好な関係を築きましょう。
2. 居酒屋のフランチャイズと他業種との比較
では、同じ外食産業と比べた場合、居酒屋フランチャイズにはどんなメリットがあるのでしょう。代表的な3つの飲食業態と比較してみましょう。
2-1. 居酒屋のフランチャイズとカフェとの比較
カフェ業態の市場規模は、2015年3月現在で「3,914億円」。居酒屋フランチャイズに匹敵する市場規模を誇ります。
では、カフェ業態との違いはどこにあるのでしょうか。その最も顕著な違いは、「客単価」です。
カフェ業態の平均客単価は300~1,000円。これに対し、居酒屋の単価は「3,686円」。カフェ業態と比べ3倍以上の客単価があります。
ただ、カフェに比べてメニューが多く、店内の面積が広いケースが多いため、厨房設備費や人件費などの負担は、居酒屋フランチャイズの方が大きいでしょう。
サービス内容で比べる場合、お客様が「ホッと一息つける」時間を提供するなら「カフェ業態」を、お客様に活気を提供したいなら「居酒屋フランチャイズ」を選ぶと良いでしょう。
2-2. 居酒屋のフランチャイズとラーメン屋との比較
ラーメン業態のフランチャイズは2015年3月現在、居酒屋フランチャイズとほぼ同規模の「95のチェーン」が展開されています。
「飲んだシメに一杯」と言って、ついついラーメン屋に入ってしまった経験はありませんか?
そのくらい、居酒屋とラーメンは共に、普遍的な人気を誇る外食産業です。
そんなラーメン業態との違いを一言で表すと「席数」です。
居酒屋のような大規模席数を誇るラーメン屋は多くありません。限られた店舗スペースの中で勝負をする分、ラーメン屋には「回転率」が求められます。
「至福の一杯」という商品を通じたサービスを求めるならばラーメン業態を、「長く居れる心地よい空間」を提供したい方は、居酒屋業界を検討する事をおすすめします。
2-3. 居酒屋のフランチャイズと移動販売との比較
たこ焼き、クレープなどに代表される「移動販売業態」。居酒屋との一番の違いは「開業資金」です。
移動販売業態の場合、店舗を構わるわけではないため、平均開業資金は150万~500万円。
一般的な居酒屋フランチャイズの半額以下で開業できます。
移動販売は、「厨房設備を備えた自動車」の店舗となるため、「土地やテナントを決め、腰を据えたお店を持ちたい」という方は、居酒屋業態での開業をおすすめします。
「美味しい食べ物を提供したい」という想いから外食ビジネスでの独立を考えている場合、用意できる資金に応じて、移動販売業態か居酒屋かを比較検討してみるのはいかがでしょうか。
3. まとめ
時代の流れを敏感にキャッチし、新しい業態を増やしながら成長を続ける居酒屋フランチャイズ。
メニュー開発から設備投資まで、個人で揃えるには時間と労力がかかる居酒屋業態ですが、フランチャイズであれば、本部の支援を通して、その悩みを払拭できます。
カフェやラーメン、移動販売業態などと比べても、居酒屋はスケールの大きな商売ができるでしょう。
また、様々な人間ドラマが生まれるのも居酒屋の大きな魅力。
あなたが作ったお店・提供する空間で、多くのお客様を活気づけるやりがいを感じられるのが、居酒屋フランチャイズです。
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